コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 非破壊検査・診断/耐久性一般

非破壊検査・診断Ⅰ

2014年7月9日(水) 10:00 〜 12:00 第3会場 (第2小ホール)

[1331] 試験方法の違いによるコンクリート供試体の体積のばらつきに関する一考察

座長(土木):内田慎哉
座長(建築):古賀一八
講演者:田部菜津子1, 中田善久1, 大塚秀三2, 宮田敦典1
(1.日本大学 2.ものつくり大学)

キーワード:apparent density, mass in water, mass of surface-dry, vernier, volume, ノギス法, 体積, 水中質量, 水中質量法, 表乾質量, 見掛け密度

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本研究は,コンクリート供試体の体積を求める方法についてノギス法と水中質量法の違いがコンクリート供試体の体積のばらつきに及ぼす影響を明らかにするために,コンクリートの水セメント比,養生方法および供試体の種類を変化させて検討したものである。その結果,ノギス法と水中質量法の体積の試験方法に±2%,調合における単位容積質量とコンクリート供試体の見掛け密度は最大で6%の誤差を生じる結果を示した。また,水中質量法は,吸水状態や水セメント比に影響されることが明らかとなった。