コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 非破壊検査・診断/耐久性一般

非破壊検査・診断Ⅲ

2014年7月9日(水) 15:15 〜 17:15 第3会場 (第2小ホール)

[1347] 衝撃応答解析に基づくコンクリート部材の水平ひび割れ評価のための可視化手法

座長(土木):中村士郎
座長(建築):永山勝
講演者:西上康平1, 内田慎哉2, 鎌田敏郎1, 石田卓也1
(1.大阪大学 2.立命館大学)

キーワード:horizontal cracks, impact elastic wave methods, impact response analysis, non-destructive test, surface wave, visualization, 非破壊試験, 衝撃弾性波法, 水平ひび割れ, 表面波, 可視化, 衝撃応答解析

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本研究では,衝撃弾性波法による計測を有限要素法による3次元衝撃応答解析を用いてシミュレーションし,コンクリート部材内部に生じている水平ひび割れを可視化により評価する手法についての検討を行った。解析で得られた受信波形から表面波に相当する範囲を取り除いた波形に対して高速フーリエ変換して周波数スペクトルを算出し,このスペクトルに基づき本研究で提案した可視化手法を適用した結果,水平ひび割れまでの深さや平面的な広がりの程度を,2次元の可視化画像として表すことが可能であった。