コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 非破壊検査・診断/耐久性一般

非破壊検査・診断Ⅳ

2014年7月10日(木) 09:00 〜 10:30 第3会場 (第2小ホール)

[1351] 東山動植物園のコンクリート製恐竜像の内視鏡による内部調査

座長(土木):勝木太
座長(建築):松村光太郎
講演者:河辺伸二1, 渡辺正雄2, 中村真悟1
(1.名古屋工業大学 2.M and T)

キーワード:Concrete, Damage, Dinosaurs, Endoscope Survey, コンクリート, 内視鏡, 劣化, 恐竜像

論文PDFを表示
*大会会期中のみ閲覧可能です。
名古屋市東山動植物園に,3体のコンクリート製恐竜像が存在する。全国に例がないコンクリート製恐竜像である。東山動植物園の開園とともに歴史を刻んできたが,コンクリートの耐用年数が超え,劣化が進行し地震動時には転倒の危険性もある。過去に小規模な調査は行われたが,保存・修復に必要な資料は少ない。そこで,本研究では内視鏡を用いてコンクリート製恐竜像の内部の劣化具合の調査と外観目視調査を行った。その結果,恐竜像内部の鉄骨・鉄筋の図面化を行い,モルタルの劣化具合を明らかにした。