コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 非破壊検査・診断/耐久性一般

非破壊検査・診断Ⅳ

2014年7月10日(木) 09:00 〜 10:30 第3会場 (第2小ホール)

[1352] 画像計測による照明の陰影を利用した変状抽出手法の研究

座長(土木):勝木太
座長(建築):松村光太郎
講演者:塩崎正人1, 石森章之2, 菊地典明3, 佐田達典2
(1.三井住友建設 2.日本大学 3.テクノフラッシュ)

キーワード:RGB単色光, デジタルカメラ, 二値化, 変状抽出, 画像計測

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高度成長期以降に整備された社会資本のひとつであるコンクリート構造物の老朽化が進んでおり,また年々増加する傾向にある。これらを維持管理するための調査手法として,デジタル撮影機器を用いた画像計測システムの開発が進められている。本手法は調査データの記録を残すことが可能であるが,変状の抽出には経験者の判断に頼る部分が多い。著者らは変状抽出の自動化について研究を進めており,撮影時に用いる照明の陰影が変状のひとつである段差の抽出に有効であることを確認した。