コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 新材料・新工法(材料)

新材料・新工法(材料) Ⅱ

2014年7月10日(木) 10:45 〜 12:15 第4会場 (54会議室)

[1369] 炭酸化養生を行った環境負荷低減型コンクリートの環境影響評価

座長(土木):河合研至
座長(建築):藤本郷史
講演者:木村彩永佳, 関健吾, 取違剛, 横関康祐
(鹿島建設)

キーワード:Amount of CO2 emissions, Carbonation, CO2排出量, Coal ash, Instunt Stripping, Recycling of Wastes, γ-C2S, 即時脱型, 廃棄物リサイクル, 炭酸化, 石炭灰

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建設産業において,CO2排出量および建設廃棄物排出量の削減は,今後一層推進することが望まれる。こうした状況を踏まえ,著者らはこれまでに,CO2排出量を大幅に低減することができるコンクリートを開発してきた。本研究では,このコンクリートの環境影響をさらに改善させた,即時脱型が可能なスランプ0cmの配合について,その品質を評価するとともに,実際の工事に適用した場合のCO2排出量および廃棄物リサイクル量を試算した。その結果,CO2排出量および廃棄物リサイクル量ともに向上し,環境影響を大きく改善できることを明らかにした。