[2013] アルカリシリカ反応によりひび割れが生じたコンクリートの圧縮破壊挙動に関する研究
キーワード:Alkali-Silica Reaction, Compressive Failure, Crack, Image Analysis, Modulus of Elasticity, Quantitative Evaluation, アルカリシリカ反応, ひび割れ, 圧縮破壊, 定量評価, 画像解析, 静弾性係数
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本研究では,ASRに起因するひび割れを測定し,その結果に基づいてASRが生じたコンクリートの力学的性能を評価することを目的とした。そこで,屋外暴露した角柱供試体を対象として,ひび割れの総延長と面積密度を測定し,ASRひび割れの状態を定量的に整理した。その後同一の供試体を対象として行った圧縮試験では,画像解析を用いて載荷に伴うひび割れの進展を計測した。軸方向のASRひび割れの幅,長さや分布性状によって,載荷に伴うひび割れの開口の様子が異なり,圧縮破壊挙動に影響することを確認した。