[2059] プレキャスト部材による放射性除染廃棄物管理用大型ヤードの接合部に関する基礎的研究
キーワード:cover effct, crack, precast members, radioactive decontamination waste, ひび割れ, プレキャスト部材, 放射性除染廃棄物, 遮蔽効果
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放射性除染廃棄物を最終処分までの期間管理する大型管理ヤードを構築するために,プレキャスト部材と場所打ちコンクリートを併用する構造を提案する。その基礎的研究として,ひび割れ試験片による遮蔽性能試験と大型管理ヤードの接合部をモデル化したコンクリート製容器による遮蔽性能試験を実施した。その結果,厚さ15cmのコンクリート試験片による照射試験では,幅2mmの貫通ひび割れが存在してもγ線透過率には影響しないことが確かめられた。また,放射性焼却灰を格納した壁厚が15cmの容器の外面において,接合部の目地幅が1cm程度までは空間線量率に差が生じないことが確かめられた。