コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(B.構造・設計) » 耐震壁/免震・制振

耐震壁Ⅱ/免震・制振

2014年7月11日(金) 11:00 〜 12:30 第10会場 (e-とぴあ・かがわBBスクエア)

[2138] 定常応答解析による制震補強建物の保有減衰性能の評価法の提案

座長(土木):滝本和志
座長(建築):丸田誠
講演者:天羽祥太1, 市原寿人2, 北嶋圭二1, 中西三和1
(1.日本大学 2.東京ソイルリサーチ)

キーワード:capacity indication, damping capacity, equivalent linearization technique, retrofitted by damper, seismic capacity, steady-state response analysis, 保有減衰性能, 制震補強, 定常応答解析, 性能表示, 等価線形化法, 耐震性能

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履歴系ダンパーないしは粘性系ダンパーにより制震補強されたRC造建物の耐震性能の評価法および表示法として,安全限界変位レベルの定常応答解析を実施し,制震補強建物の保有減衰性能を評価する手法を提案し,その有効性について示す。本手法を用いることにより,単に時刻歴応答解析による応答値の確認のみではなく,主体構造の損傷による減衰性能(損傷減衰)と制震ダンパーによる減衰性能(付加減衰)を分離して評価することができ,制震補強建物の強度・変形性能および減衰性能等の一般的な耐震性能の指標を評価・表示することが可能となる。