耐震一般Ⅱ／耐震診断

[2155] 既存建物の持つ耐震性能の傾向に関する研究

座長(土木)：稲熊弘
座長(建築)：西村康志郎
講演者：今井小夜¹, 香取慶一¹, 藤村勝² (1.東洋大学 2.東京都建築安全支援協会)

キーワード：Seismic capacity evaluation, Is factor, Second-grade Diagnosis, Third-grade Diagnosis, Judgment of Seismic Capacity, 耐震診断, Is値, 第2次診断, 第3次診断, 耐震性の判定

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一定の既存建物に耐震診断が義務化されたことに伴い，既存建物の耐震診断は新たな時代を迎えた。著者らは以前に，地域を限定せず公共建物など245棟の耐震診断結果の分析を行ったが，今回は東京都に建つ主として民間建物1,000棟の耐震診断結果の分析を行い，構造種別や建物階数などによる既存建物の耐震性能の傾向に関して検討を行った。主な対象はRC系建物であるが，これ以外の構造も含んでいる。