合成・混合構造 Ⅲ／骨組

[2183] 鉄骨区間と鉄筋コンクリート区間の境界に鋼製プレートを有する埋込み形式の複合構造梁の部材剛性評価手法の拡張

座長(土木)：上中宏二郎
座長(建築)：藤永隆
講演者：中田寛二, 佐藤良介, 小澤潤治 (東急建設)

キーワード：A Design Model for Structural Behavior, A Mechanical Model for Embedded Column Base, Steel Beam with Composite Section at Built-in Ends, 複合構造梁, 寄り掛かりモデル, 部材剛性評価

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本論文は，既に実験的に構造性能が明らかにされている「鉄骨区間と鉄筋コンクリート区間の境界に鋼製プレートを有し，これが鉄筋コンクリート区間主筋とナットによって緊結された埋込み形式の複合構造梁」の部材剛性評価手法を提案・定式化するものである。本論文では，既にその妥当性が示されている「S造根巻き柱脚の寄り掛かりモデルに立脚した評価手法」を，前報の実験結果より想定される本複合構造梁の「鉄筋コンクリート区間と鉄骨部材の一体性」を反映させた評価手法へと拡張することを試みる。また併せて，実験値との対応を見ることで本評価手法の妥当性についても論及している。