コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(B.構造・設計) » 合成・混合構造/骨組

合成・混合構造 Ⅲ/骨組

2014年7月9日(水) 15:15 〜 17:15 第10会場 (e-とぴあ・かがわBBスクエア)

[2184] JES構造の曲げ特性に関する実験的検討

座長(土木):上中宏二郎
座長(建築):藤永隆
講演者:安保知紀, 松岡茂, 長尾達児, 栗栖基彰
(鉄建建設)

キーワード:bending property, JES joint, JES継手, steel-concrete sandwich structure, 曲げ特性, 鋼コンクリートサンドイッチ構造

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
JES構造とは,鋼製エレメントを特殊な噛み合わせ継手でつなぎ合わせ,鋼製エレメント内をコンクリートで充填する鋼コンクリートサンドイッチ構造である。JES構造は,JES継手と呼ばれる特殊継手で鋼製エレメントを連結しており,鋼製エレメントと中詰めコンクリートが機械的に一体化されていないという特長を有している。本検討では,このJES構造の曲げ特性を確認するために実大の曲げ試験を実施した。試験結果より,曲げ耐力は平面保持を仮定した鉄筋コンクリート構造として概ね評価できるが,不連続面における目開きの増加により変形量は大きくなることが分かった。