コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(B.構造・設計) » 補修・補強(構造)/新材料・新工法(構造)

補修・補強(構造)Ⅱ/新材料・新工法(構造)

2014年7月9日(水) 13:00 〜 15:00 第5会場 (61会議室)

[2209] 常温硬化型UFCの現場打設による護岸構造物のリニューアル

座長(土木):森川英典
座長(建築):熊谷仁志
講演者:平田隆祥, 石関嘉一, 武田篤史, 小澤武史
(大林組)

キーワード:ベッセル, 凍結融解, 常温硬化型UFC, 摩耗, 現場打設, 耐久性, 護岸構造物

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海岸構造物は,塩害に対する耐久性の向上が必要不可欠である。特に,かぶりの増加による対策が困難となる薄肉の構造物では,無筋でかつ材料自体の耐久性が高い超高強度繊維補強コンクリートの使用が適している。また,リニューアル工事は制約条件が多いため,現場打設が可能な材料の利点が大きい。本稿は常温硬化型超高強度繊維補強コンクリートを用いて,塩害劣化を受けた護岸構造物をリニューアルした事例と,その設計および施工について報告する。