JCI Annual Convention in TAKAMATSU

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Structural & Design » Investigation of existing structure

Investigation of existing structure

Fri. Jul 11, 2014 1:30 PM - 3:30 PM 第8会場 (国際会議場)

[2217] Damage Investigation and Analysis of Damage Mechanism on Spatial Structure consisted of steel Roof and RC Substructure

Tomomi FUJITA1, Naoki FUNAKI2, Jyunichi ONOSE2, Reiji TANAKA3 (1.仙台高等専門学校 2.東北工業大学 3.東北工業大学名誉教授)

Keywords:damage investigation, microtremor measurement, RC substructure, spatial Structure, steel roof, the 2011 off the pacific coast of tohoku earthquake, 東北地方太平洋沖地震, 鉄骨屋根, RC下部構造, 空間構造物, 被害調査, 常時微動測定

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
東北地方太平洋沖地震で,RC造の下部構造の上に鉄骨屋根が置屋根状に設置された形態の空間構造物(以降,鉄骨置屋根構造という。)が被害を受けた。被害は置屋根の支承部で発生し,アンカーボルトの破断や敷きモルタルが粉砕するなど甚大な人的被害に結びつく可能性を有するものであった。本報告は,被害調査によりその被害がRC下部構造と置屋根の支承部の間に発生する回転角に起因すると考え,被害発生機構について分析した。また,本建物の常時微動測定の結果を示し,2階ギャラリー床と比較して,RC柱頭部の応答変位が増幅していることから,RC下部構造と置屋根の支承部の間に回転角が生じ得たことを確認した。