「コンクリート工学年次論文集」Vol.37原稿募集
第37回日本コンクリート工学講演会 原稿募集
申込期間:2014年12月1日(月)~2015年1月14日(水)まで
公益社団法人 日本コンクリート工学会
第37回「コンクリート工学講演会」が,2015年7月14日(火)~16日(木)の3日間,コンクリート工学年次大会2015(千葉)の主要行事として,幕張メッセで開催されます。
前回の高松大会では,和文論文・報告による発表585編に加えて,英文論文による発表が28編ありました。今回も,「コンクリート工学年次論文集」に掲載された論文・報告についての発表および活発な討議の場とすべく,多数の方々に鋭意ご参加下さるようお願い申し上げます。
今回募集する「コンクリート工学年次論文集」Vol.37の原稿は,従来と同様,「論文」「報告」の2通りとし,「コンクリート工学年次論文集」の査読要領に準ずる審査を行います。また,英文論文・報告の投稿も受付けます。
投稿をご希望の方は,下記の原稿募集要領を熟読のうえ,ふるってご応募ください。
原稿募集要領
1. 投稿申込み
(1)申込み者の資格
筆頭著者は,投稿申込みの時点で,本学会の正会員(個人),学生会員(個人)に限ります。未入会の方は,至急入会手続きを行ってください。
※ご注意※
- 投稿締切後は,題目,区分,筆頭著者・連名者(順番の変更も不可)の変更が一切できません。
- 投稿申込み時に,会員番号が必要です。未入会の場合は,至急入会手続きを行ってください。なお,入会手続きには,年会費と入会金がかかります。
- 入会手続きが完了していない場合は,投稿は認められません。事務局で入会申込書を受理し,会費・入会金の入金が確認されたことをもって入会手続きの完了といたします。
- 連名者は,会員でなくても結構ですが,3名以下とします。
- 採用された論文・報告は,第37回コンクリート工学講演会で発表していただきます。また,大会参加費をご負担いただきます。
- 発表者は,筆頭著者に限ります。
- 大会参加費には,DVD版論文集代が含まれています。
- 大会参加費は,一般と学生とに分かれています。学生とは,大会参加費を支払う時点(5月)で学生証の提示ができることが条件となります。したがって,投稿時が学生であっても,3月に卒業される方は,一般となります。
(2)申込部門
A. 材料・施工
(1) | セメント | (2) | 骨材 |
(3) | 混和材料 | (4) | 鋼材 |
(5) | 短繊維補強コンクリート(材料) | (6) | 連続繊維補強コンクリート(材料) |
(7) | 強度・力学的性質 | (8) | 収縮・クリープ |
(9) | 物性一般 | (10) | 初期欠陥 |
(11) | 耐久性一般 | (12) | 塩害 |
(13) | 凍害 | (14) | アルカリシリカ反応 |
(15) | 複合劣化 | (16) | 腐食・防食 |
(17) | 耐火性 | (18) | フレッシュコンクリート |
(19) | 高流動コンクリート | (20) | 高強度コンクリート(材料) |
(21) | マスコンクリート | (22) | ポリマーコンクリート |
(23) | 施工 | (24) | 舗装・ダム |
(25) | 機能性コンクリート | (26) | 自然治癒・自己治癒 |
(27) | エコ・緑化コンクリート | (28) | 再生コンクリート |
(29) | 軽量コンクリート(材料) | (30) | 特殊コンクリート |
(31) | リサイクル | (32) | 補修・補強(材料) |
(33) | 非破壊検査・診断 | (34) | サステナビリティ(環境側面) |
(35) | 新材料・新工法(材料) |
B. 構造・設計
(101) | 構造設計・設計法 | (102) | 構造解析 |
(103) | 構成則 | (104) | 破壊力学 |
(105) | 柱 | (106) | はり |
(107) | 柱はり接合部 | (108) | 骨組 |
(109) | 耐震壁 | (110) | スラブ |
(111) | プレストレストコンクリート | (112) | プレキャストコンクリート |
(113) | 高強度コンクリート(構造) | (114) | 付着・定着・継手 |
(115) | 曲げ | (116) | せん断・ねじり |
(117) | 疲労・衝撃 | (118) | 靭性 |
(119) | 耐震一般 | (120) | 耐震性能評価 |
(121) | 振動・応答 | (122) | 免震・制振 |
(123) | 耐震補強 | (124) | 耐震診断 |
(125) | 地震被害 | (126) | 合成・混合構造 |
(127) | 短繊維補強コンクリート(構造) | (128) | 連続繊維補強コンクリート(構造) |
(129) | 軽量コンクリート(構造) | (130) | 補修・補強(構造) |
(131) | 既存構造物の調査 | (132) | 維持管理・ライフサイクル |
(133) | 新材料・新工法(構造) |
※ご注意※
大会スケジュールの関係で,希望とは違う部門での発表となる場合がありますので,あらかじめご了承ください。
(3)発表題数
1名につき1題に限ります。
(4)申込方法
インターネット上のホームページ(HP)でお申込みください。それ以外の申し込みは,一切受付けいたしません。
(5)申込期間
2014年12月1日(月)~2015年1月14日(水) 17時締切
※ご注意※
1.最終日1月14日(水)の投稿申込は,17時で終了いたします。
2.締切後は,いかなる理由があっても一切受付けいたしませんので,ご注意ください。
2. 著作権2.締切後は,いかなる理由があっても一切受付けいたしませんので,ご注意ください。
掲載された「論文」または「報告」の著作権は,日本コンクリート工学会に譲渡していただきます。ただし,著者本人が著作権を行使することは妨げません。なお,他の書籍や雑誌,ウェブサイト等に全文を掲載する場合は,本学会に通知してください。
また,著者が複数の場合は,著作権譲渡について,投稿者が他の著者全員の許可を事前に得ておいてください。
3. 電子形態による公開
コンクリート工学年次論文集Vol.37に登載された論文・報告は,本学会および本学会が許諾したウェブサイトで,全ページが公開されます。
4. 審査用原稿の作成および提出
- 投稿内容について:投稿システムに入力された内容がDVDに加工されるため,提出される論文・報告のPDFと投稿システムに入力した内容が同じであるかどうか,必ず確認してください。
※ご注意※ 投稿される原稿は,他の査読論文,等へ二重に投稿していないこと。 - 区 分:審査用原稿は,「論文」または「報告」として作成してください。
「論文」とは,コンクリート工学に関する最近の研究成果について,目的,方法,結果,考察,結論等が明示されており,それだけで完結しているものをいいます。学術的または技術的に価値があり,未発表のものに限ります。
「報告」とは,技術的価値の高い工事報告,資料として有用性の高い調査報告,さらには,設計,施工,構造および材料等に関する最新の技術開発の成果報告をいいます。また,未発表のものに限ります。
※ご注意※ 審査用原稿投稿申込み終了後、区分の変更は一切認められませんので,十分ご注意ください。 - 題 目:題目は簡潔で,内容を的確に表現するもので,55字以内(英文題目は半角130字以内)としてください。副題をつけたり,(その1)(その2)・・・としたり,商業宣伝となるようなものも認められません。
※ご注意※ 締切後の題目修正は認められません。 - 審査用原稿の作成:審査用原稿は,ワードプロセッサーで作成し,A4版(25字x47行x2段組)6ページを基本とします。執筆方法は,下記のアドレスに執筆要領として11月中旬に掲示します。
https://confit.atlas.jp/jci2015 - 審査用原稿の提出:ワードプロセッサーで作成した原稿をPDFファイルに変換し,HP上で提出して下さい。
※ご注意※
1.査読者は,提出されたPDFファイルを用いて,査読を行います。
2.ファイルをPDF形式へ変換するには,アドビシステムズ社Adobe Acrobatが必要です。
3.ファイルをPDF形式へ変換する際は,フォントの埋め込み作業を必ず行ってください。
1.査読者は,提出されたPDFファイルを用いて,査読を行います。
2.ファイルをPDF形式へ変換するには,アドビシステムズ社Adobe Acrobatが必要です。
3.ファイルをPDF形式へ変換する際は,フォントの埋め込み作業を必ず行ってください。
5. 原稿の審査と採否
(1)審 査
コンクリート工学年次論文査読委員会において,提出された「論文」と「報告」の査読審査を行い,採否を決定します。
「論文」については,主として下記のいずれかの項目に該当するかどうかに重点をおきます。
- 研究の対象に新規性があり,今後の発展性がある。
- 研究の手法に独創性があり,今後の発展性がある。
- 現象の解明に貢献している。
- 新しい成果が盛られている。
- 内容に総合性,普遍性があり,かつ工学上有用である。
- 計画,調査,設計,施工などに取り入れる価値がある。「報告」については,主として上記の3,4,5,6および下記のいずれかの項目に該当するかどうかに重点をおきます。
- 技術的検討結果に新規性があり,今後の発展性がある。
- 困難な技術的問題を克服したプロセスおよび結果が報告されている。
「論文」として不適当と認められるものは,例えば次のようなものです。
- 執筆要領が守られていない。
- 主題に対する基本的考え方,理論展開,または結論を導くプロセスに根本的な誤りがある。
- 論文として完結していない。
- 新しい知見が極めて少ない。
- 既発表,二重投稿とみなされる。
- 内容が宣伝に偏したもの。
「報告」として不適当と認められるものは,例えば次のようなものです。
- 執筆要領が守られていない。
- 内容に本質的な誤りがあると認められる。
- 技術的価値が極めて少ない。
- 新しい知見が極めて少ない。
- 既発表,二重投稿とみなされる。
- 商業宣伝に偏したもの。
なお,「論文」を「報告」として,あるいは「報告」を「論文」として再度審査することは行いませんので,申込みの際には区分に十分ご注意ください。
(2)採 否
審査結果の区分は「採用」,「条件付採用」,「再査読」,「不採用」とし,投稿申込者に結果を通知します。
「A:採 用」:登載してよいと判断される論文・報告
「B:条件付採用」:登載してもよいと判断されるが,「修正事項」を満たすことが採用の条件となる論文・報告
「B:条件付採用」:登載してもよいと判断されるが,「修正事項」を満たすことが採用の条件となる論文・報告
「C:再 査 読」:修正事項が多い,あるいは本質的な修正事項を含んでいるため現状では登載が難しいと判断されるが, 修正原稿について再度査読を行う論文・報告
「D:不 採 用」:登載はできないと判断される論文・報告
「採用」の場合は,後日最終原稿を提出していただきます(様式上の修正等,論文の根幹に関わらない軽微な修正をお願いすることがあります)。「条件付採用」の場合は,修正原稿と修正報告を提出し,内容の確認を受けることになります。「再査読」の場合は,修正原稿と修正報告を提出し,修正原稿について再度査読を行った後に登載の可否判断を受けることになります。
「条件付採用」,「再査読」の採用の条件として,査読委員会から指摘された「修正事項」を満たすことが最低限必要となります。なお,査読委員会から指摘された事項以外に大幅な変更が加えられた場合は,「不採用」となりますのでご注意ください。
6.コンクリート工学講演会と年次論文奨励賞
採用された論文・報告は,第37回コンクリート工学講演会で発表していただきます。その際,筆頭著者は大会参加費をご負担いただきます。また,優れた論文・報告の講演者の中から,特に優秀な講演を行なった者を対象として「年次論文奨励賞」を表彰します。