[1004] Colloidal behavior of hardened cement under long-term drying: A differential scanning calorimetry study
Keywords:cement paste, C-S-H, differential scanning calorimetry, non-flozen water, pore structure, セメントペースト, 空隙構造, 不凍水, C-S-H, 低温DSC
様々な湿度環境下で乾燥させたセメントペースト試験体を用い,低温DSC測定を行った。得られたDSC曲線を,セメントペーストの固体部分と水部分それぞれの温度変化による熱容量の変化を考慮し,数値補正した。補正により,セメントペースト中の水のみの凍結挙動を定量的に評価できるようになった。また,DSC曲線から算出した,湿度別の凍結水量を比較することで,乾燥によってセメントペーストの不凍水量が減少することを確認した。