[1011] Application of Carbon-free Fly Ash Concrete to the Actual Structure and Durability Investigations of the Concrete at the age of Eight-years
Keywords:Carbonation, Carbon-free Fly Ash, Compressive Strength, Permeability, Pore Size Distribution, 中性化, 圧縮強度, 実構造物, 改質フライアッシュ, 表面性状
本研究では,強熱減量を1%以下に低減した改質フライアッシュを30%混和したコンクリートの床固工への利用のための試験練りおよび試験施工を行った。また,それから8年経過した時点で,コンクリートの強度,中性化深さおよび表面性状に関する調査を行った。その結果,改質フライアッシュコンクリートの強度は粉体水比で管理可能であることを示した。また,8年後の調査で改質フライアッシュコンクリートの方が中性化が進行していたが,それはプレーンコンクリートの方が材齢28日の強度が3割ほど高いためであり,また,文献の曝露試験結果と比較して改質フライアッシュコンクリートの耐久性に問題無いと判断された。