コンクリート工学年次大会 2015(千葉)

講演情報

第37回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 混和材料/高強度コンクリート(材料)/ポリマーコンクリート

混和材料Ⅰ

2015年7月14日(火) 10:15 〜 12:00 第7会場 (1F 102号室)

[1014] モンゴル産高カルシウムフライアッシュを使用したコンクリートの強度特性に関する研究

座長(土木):小川由布子
座長(建築):犬飼利嗣
講演者:鹿島大雄1, 鈴木敦詞2, プシュパラールディニル2
(1.東北大学国際文化交流論専攻 2.東北大学国際資源政策論講座)

キーワード:Anhydrite, Compressive Strength, High Calcium Fly Ash, Mongolia, モンゴル, アンハイドライト, 高カルシウムフライアッシュ, 圧縮強度

本論では,モンゴル産の品質の異なる4種類のフライアッシュを混和材として使用し,コンクリートの強度特性に与える影響について検討を行い,Anhydriteの有無が圧縮強度に与える影響及び,最も高い圧縮強度を実現するためのAnhydriteの量についての解明を試みた。その結果,Anhydriteを含むフライアッシュを混和材として使用した場合,圧縮強度はAnhydriteを含まないフライアッシュを混和材として使用した場合よりも,全ての材齢において高い強度を示し,そのAnhydriteの最適量はコンクリート1m3当たり1.5-2.5kg/m3であった。