[1022] An experimental study on properties of structural concrete strength using ground granulated blast furnace slag in hot weather environment
Keywords:coefficient of thermal expansion, compressive strength of concrete in structure, ground granulated blast furnace slag, strength development, hot weather environment, temperature history, 強度発現性, 暑中期, 構造体コンクリート強度, 温度履歴, 線膨張係数, 高炉スラグ微粉末
高炉スラグ微粉末を使用したコンクリートを用いて模擬部材と養生方法の異なる供試体を作製し,暑中期における強度発現特性についての部材実験を行った。模擬部材から採取したコアおよび簡易断熱養生供試体の強度試験結果と最高温度の関係から,スラグ置換率ごとに高温履歴から受ける強度発現への影響が異なることを明らかにした。これらの差が生じる要因に関して,コンクリートおよび粗骨材の見かけの線膨張係数に着目して検討を行った。その結果,コンクリート部材中の見かけの線膨張係数と使用した骨材の線膨張係数の差と,構造体における強度発現比率との間に相関性があることを見いだした。