[1068] Study on early age volume change of the silica fume cement paste with low water-binder ratio using the expansive additives and shrinkage reducing agents
Keywords:autogenous shrinkage, calcium hydroxide, expansive additive, shrinkage reducing agent, thermal expansion coefficient, ultra high-strength cement paste, 収縮低減剤, 水酸化カルシウム, 線膨張係数, 膨張材, 自己収縮, 超高強度セメントペースト
水結合材比16.5%のシリカフュームプレミックスセメントペーストを用いて,エトリンガイト石灰複合型の膨張材及び,低級アルコール系収縮低減剤の自己収縮低減効果,線膨張係数に及ぼす影響について検討を実施した。その結果,膨張材及び収縮低減剤は,線膨張係数の経時変化に大きな影響を及ぼさないこと,自己収縮低減効果は,膨張材単体で使用するよりも収縮低減剤と併用するほうが大きいことが分かった。また,自己収縮低減効果は,水和圧に類する収縮駆動力と,水酸化カルシウムやエトリンガイトという膨張作用を有する水和生成物が生成・消費されるタイミングの両者が重要であると考えられた。