[1070] Impact of early-age demoulding on micro-crack puroduction and hydration in concrete section
Keywords:digital-image-correlation techniques, hydration, TG-DTA, early-age, micro-crack, 若材齢, 微細ひび割れ, 画像相関法, 水和, TG-DTA
本研究では若材齢で脱型し,乾燥を受ける部材断面を模擬したコンクリートに発生する微細ひび割れの発生状況と,若材齢での養生打ち切りに伴うセメントの水和反応への影響を検討した。まず,微細ひび割れについては養生期間が長い試験体で多く見られた。次にセメント中の水酸化カルシウム生成量は養生期間が長いほど多く,乾燥面に近づくほど少なくなっていく傾向が見られた。結果として,コンクリート内側の水分を保持した場合に,表層にある程度の微細ひび割れが伴うことは不可避と考えられた。