[1086] Examine of length change test method using corrugated mold
Keywords:Bleeding, chemical shrinkage, Examine of length change test, Powers model, Powersモデル, コルゲートモールドによる長さ変化試験, ブリーディング, 化学収縮
複数の水セメント比のセメントペーストについて,ASTM C1698に準じたコルゲートモールドによる長さ変化試験を実施して,打設から凝結に至るまでのフレッシュ時の収縮について検討した。試験装置は,30度に傾斜させた測定台にコルゲートモールドに打設した供試体を設置し,レーザー変位計により収縮を自動計測した。その結果,打設直後から凝結に至るまで大きな収縮が発生しており,その収縮量は水セメント比が大きくなるほど大きくなる。このフレッシュ時の収縮の要因について検討するため,ブリーディング試験および水和度測定による化学収縮の算出を行ったが,現時点では明確な関係性が得られていない。