[1123] Numerical experiment on distribution of adhered chloride on surface of concrete bridge superstructure
Keywords:airborne sea salt, concrete structure, distribution of adhered chloride, numerical experiment, random walk method, コンクリート構造物, ランダムウォーク法, 付着塩分量分布, 数値実験, 飛来塩分
飛来塩分によるコンクリート構造物の塩害劣化は,同一構造物においても気象条件,周辺環境,さらに構造物の形状・寸法などにより,部材,部位ごとに劣化の程度が異なることが現場調査では知られている。但しこの理由を,海から輸送される飛来塩分の構造物への付着量に着目し検証した事例は少ない。そこで本研究では,風速,断面形状,寸法をパラメータとしたコンクリート橋梁上部工モデルを対象に,飛来塩分の付着分布に関する数値実験を行い,それぞれの検討ケースに応じた付着塩分量の空間分布を解析的に表現し,その特徴について議論した。