[1133] Fundamental Study on the System of Durability Design and Evaluation Method for Control of Salt Damage Considering Frost Damage
Keywords:chloride ion diffusion coefficient, deterioration prediction, relative dynamic modulus of elasticity, scaling, スケーリング, 劣化予測, 塩化物イオン拡散係数, 相対動弾性係数
凍害を考慮した塩害に対するコンクリートの耐久性設計・評価法の体系化に向け,その一環として,ASTM C 672に準じた条件下で塩水による凍結融解試験ならびに塩化物イオン量の測定を行い,塩化物イオンの見かけの拡散係数に及ぼす凍害(スケーリング,相対動弾性係数)の影響を定量的に調べた。そして,取得したデータの範囲で,凍害の発生状況をもとに表面から深さ5~15mm間および深さ15~25mm間における塩化物イオンの見かけの拡散係数の経時変化を安全側に設計する考え方を示した。