[1138] Comparison of the estimation results of service life related to frost damage of concrete obtained from the representative estimation methods using climatic data of several observation periods
Keywords:climatic normal value, deterioration estimation, frost damage, service life, 凍害, 劣化予測, 平年値, 耐用年数
凍害劣化の予測手法として代表的な4つの手法を対象とし,気象データとして観測期間が1961~1990年,1971~2000 年,1981~2010 年の3つの平年値を用いて劣化予測を行い,劣化予測手法と気象データの違いが耐用年数の算出結果に及ぼす影響について検討した。本検討で対象とした4つの予測手法は,最近の観測期間の気象データによるものは,一般に凍結融解サイクル数が少なくなる傾向にあること,各予測手法の耐用年数は条件が同じであればほぼ同様の耐用年数の算出結果となる等の知見を得た。