コンクリート工学年次大会 2015(千葉)

講演情報

第37回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » フレッシュコンクリート/施工

施工Ⅲ

2015年7月15日(水) 10:00 〜 12:00 第8会場 (1F 103号室)

[1211] 直流四電極法により計測される電気抵抗に影響を及ぼす測定方法および計測条件の検討

座長(土木):丸屋剛
座長(建築):桜本文敏
講演者:三坂岳広1, 太田真帆2, 伊代田岳史2
(1.佐藤工業技術研究所 土木研究部 2.芝浦工業大学工学部土木工学科)

キーワード:Concrete temperature, Electrical resistance, Four-probe electrical method, Positioning of probes, Spacing of probes, コンクリート温度, 四電極法, 電極の位置, 電極の間隔, 電気抵抗

鉄筋コンクリート構造物に必要とされるコンクリートの強度や耐久性を満足するためには,十分な養生を行う必要がある。筆者らは,直流四電極法を用いた養生終了時期判定手法を提案し検討を行ってきた。今後,本手法を実際の現場に適用するためには,計測される電気抵抗に影響をおよぼす各種要因を明らかにし,計測方法や評価手法を検討する必要がある。本研究では,電極の間隔,電極の設置位置,電極の直径,コンクリート温度の各条件が計測される電気抵抗におよぼす影響について検討した。その結果,電気抵抗は,これらの計測方法および計測条件に影響を受けることを明らかにした。