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Cement / Natural healing & Self-healing

Wed. Jul 15, 2015 1:00 PM - 3:00 PM Room 8 (1F 103)

[1214] A Study on Improvement of Corrosion Inhibition by Self-Repairing System Using Network and Repair Material

Masato OGATA1, Yoshikazu ARAKI2, Sanjay PAREEK3 (1.日本大学建築学科 2.京都大学工学研究科建築学専攻 3.日本大学工学部建築学科)

Keywords:Chloride Ion, Network, Regain of Flexural Strength, Salt Damage, Self-Repairing, Silane, Steel Corrosion, シラン, ネットワーク, 塩化物イオン, 塩害, 強度回復率, 自己修復, 鉄筋腐食

本研究では,ひび割れの自己修復機能を有するモルタルの耐久性向上を目的として,モルタル内部に設けたネットワークに撥水及び遮塩機能を有するシラン系含浸材を注入し,ネットワーク及び鉄筋の周辺に劣化因子からの保護層を形成させた。さらに,ひび割れを発生させて自己修復を行った後,塩水浸漬による乾湿繰り返し試験を行った。その結果,モルタル表面からのCl-の浸透が抑制されることを確認した。また,自己修復により,ひび割れが閉塞され,鉄筋腐食の抑制と共に曲げ強度の回復を確認した。