コンクリート工学年次大会 2015(千葉)

講演情報

第37回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 特殊コンクリート/舗装・ダム

特殊コンクリート/舗装・ダム

2015年7月16日(木) 13:00 〜 15:15 第10会場 (1F 105号室)

[1235] 暑中期におけるコンクリートのフレッシュ性状および圧縮強度に関する検討

座長(土木):人見尚
座長(建築):黒岩秀介
講演者:宮野和樹1, 梶田秀幸2, 舟橋政司2, 桝田佳寛3
(1.前田建設工業技術研究所 2.前田建設工業技術研究所材料研究室 3.日本大学理工学部建築学科)

キーワード:compressive strength, fresh concrete, hot weather, temperature history of concrete, temperature of fresh concrete, time of set concrete, コンクリート温度, フレッシュコンクリート, 凝結時間, 圧縮強度, 暑中期, 温度履歴

暑中期のコンクリートの諸性状を把握するため,普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートについて,35℃を超える範囲までコンクリート温度を変化させ,コンクリートのフレッシュ性状,凝結時間,温度履歴,圧縮強度に及ぼす影響を検討した。その結果,コンクリート温度が35℃を超え40℃程度までの場合,適切なフレッシュコンクリートの流動性を得られるように高性能AE減水剤の添加量を確保することにより,コンクリートのフレッシュ性状,凝結時間,圧縮強度は,コンクリート温度35℃以下の場合と同程度となった。