コンクリート工学年次大会 2015(千葉)

講演情報

第37回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 骨材/リサイクル

骨材/リサイクル

2015年7月16日(木) 13:00 〜 15:15 第8会場 (1F 103号室)

[1243] 廃瓦骨材を利用した舗装供試体のランプ照射による温度挙動

座長(土木):伊代田岳史
座長(建築):鈴木澄江
講演者:石黒覚1, 山中正善2
(1.三重大学生物資源学部共生環境学科 2.朝日土木常務取締役 伊勢営業所所長)

キーワード:aggregate, brightness, lamp irradiation test, pavement, surface temperature, waste roof tile, ランプ照射試験, 廃瓦, 明度, 舗装, 表面温度, 骨材

廃瓦骨材の舗装材料への有効利用を目的として,夏季の路面温度上昇に対する抑制効果に着目して検討した。このため,アスファルト舗装,コンクリート平板および砂利舗装の各種供試体を作製し,室内においてランプ照射試験を実施した。その結果,廃瓦骨材を用いたモルタルを開粒度アスファルト表面の空隙に充填した場合,充填しないアスファルト供試体に比べて温度上昇量は大きく低下した。また,廃瓦骨材および各種骨材を用いたコンクリート平板および砂利舗装の供試体について,温度上昇に対する遮熱効果を比較検討した結果から,廃瓦骨材は路面温度上昇の抑制に有効であることが確認できた。