[1251] Investigation on bond stress between concrete and reinforcing bar after re-alkalization method by different current densities
Keywords:bond stress, current densities, re-alkalization method, silicon, Vickers hardness, ケイ素, ビッカース硬さ, 付着強度, 再アルカリ化工法, 電流密度
通電期間を短縮させて,再アルカリ化工法のコストダウンを図り,さらなる適用拡大を進めるために,積算電流密度は同一であるが,電流密度と通電期間を変化させた再アルカリ化工法について,供試体を用いた試験を実施した。その結果,無通電供試体と比較し若干の付着強度の低下は確認されたものの,有意な低下までは至らなかった。また,強度低下の原因と考えられるケイ素の分布を測定したが,電流密度と通電期間の相違による有意な変化は確認できなかった。この結果より,積算電流密度は同一で電流密度を増加した場合,付着強度に与える影響は小さいことを確認した。