コンクリート工学年次大会 2015(千葉)

講演情報

第37回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 補修・補強(材料)/短繊維補強コンクリート(材料)/新材料・新工法(材料)

補修・補強(材料)Ⅱ

2015年7月14日(火) 13:15 〜 15:15 第9会場 (1F 104号室)

[1255] セメント系高耐久繊維補強材料の配合および施工方法の検討

座長(土木):山路徹
座長(建築):中島良光
講演者:石関嘉一1, 平田隆祥2, 貫田誠3, 中嶋義則3
(1.大林組技術研究所 生産技術研究部 2.大林組技術研究所 3.宇部興産技術開発研究所)

キーワード:durability, High strength, Plastering, Reinforcement, Repair, Section restoration, 吹付け, 左官, 断面修復, 耐久性, 補修, 補強, 高強度

現在,我が国の社会資本ストックの多くは供用50年を超えて更新時期を迎えようとしている。特に塩害,中性化,凍結融解等による構造物の断面欠損等の不具合が顕著化している。現状の断面修復工法に使用している材料としてポリマーモルタルが挙げられるが,ライフサイクルコストの高騰や再劣化の危険性がある。そこで,筆者らは長寿命で再劣化の危険性が低い高耐久性繊維補修・補強材料の開発を行い,配合,施工性および硬化物性等について検討した。その結果,この材料は吹付け施工が可能で,高強度,耐久性を有していることを確認した。