コンクリート工学年次大会 2015(千葉)

講演情報

第37回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 非破壊検査・診断/塩害

非破壊検査・診断Ⅲ

2015年7月14日(火) 15:30 〜 17:30 第1会場 (2F 国際会議室)

[1292] トンネル壁面連続撮影画像からの画像処理による画像展開図作成手法の開発と検証

座長(土木):鎌田敏郎
座長(建築):古賀一八
講演者:松本潤児1, 河村圭2, 塩崎正人3
(1.山口大学理工学研究科環境共生系専攻 2.山口大学理工学研究科 3.三井住友建設技術開発センター)

キーワード:image processing, panoramic image, template matching, tunnel lining concrete, テンプレートマッチング, トンネル覆工コンクリート, 展開図, 画像処理

トンネル覆工コンクリートのひび割れ点検作業は,上向きの近接目視調査を主体として実施されており,点検精度の人的誤差などの問題を抱えている。このため,各種センサーおよび情報処理技術を利用した点検作業の自動化が強く期待されている。そこで,本論文では,デジタルビデオカメラを用いた撮影装置から得られた画像をもとに,画像処理技術を用いて,撮影画像展開図を作成する手法の研究および有効性を検証した。