柱はり接合部Ⅰ

[2049] 長期せん断力下の鉄筋コンクリート造十字形柱梁接合部の耐震実験

座長(土木)：山本佳士
座長(建築)：田嶋和樹
講演者：周佳琦¹, 楠原文雄¹, 塩原等¹ (1.東京大学工学系研究科建築学専攻)

キーワード：beam-column joint, joint　failure, reinforced concrete, sustained load, 接合部破壊, 柱梁接合部, 鉄筋コンクリート, 長期せん断力

1/3スケールの平面十字形柱梁接合部部分架構4体の静的漸増正負繰返し載荷加力実験を行い，柱梁強度比と長期せん断力の有無による影響を検討した。すべての試験体は接合部破壊となった。柱梁強度比が小さい試験体において，長期せん断力があると上柱主筋の降伏が早い段階で起こり，上柱だけ大きく変形していた。柱梁強度比が大きい試験体ではこの傾向は見られなかった。