JCI Annual Convention in CHIBA

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B.Structural & Design » Earthquake damage

Earthquake damage

Tue. Jul 14, 2015 10:15 AM - 12:00 PM Convention Hall (2F)

[2164] ELASTO-PLASTIC ANALYSIS OF FRAME WITH COUPLED SHEAR WALLS DAMAGED DUE TO THE 2011 GREAT EAST JAPAN EARTHQUAKE

Shohei KUBO1, Rina UKAI1, Susumu TAKAHASHI1, Toshikatsu ICHINOSE1 (1.名古屋工業大学工学部)

Keywords:orthogonal wall, seismic reinforcement, short beam, the Tohoku earthquake, 東北地方太平洋沖地震, 直交壁, 短スパン梁, 耐震補強

本研究は2011年東北地方太平洋沖地震で短スパン境界梁のせん断破壊等の大きな被害を受けたRC造建物を対象とする。建物の非構面外直交壁の有無やペントハウス部の取り付き方法をパラメータとした複数の解析を行い,被害に至るメカニズムの把握を試みた。解析の結果,建物変形が小さい場合でも短スパン境界梁が破壊することがわかり,当該建物の様に,構面外の非構造壁を考慮した補強計画の検討が必要となる場合もあることが示された。構面外の非構造壁の影響は,境界梁の破壊が生じやすいという建物の継続使用に関わる問題であり,建物全体としての保有水平耐力,荷重変形関係自体には,ほぼ影響がないことも確認できた。