[1026] 高炉スラグ微粉末とシリカフュームを用いた高強度コンクリートの自己収縮について
キーワード:autogenous shrinkage, compressive strength, ground-granulated blast-furnace slag, high-strength concrete, silica fume, シリカフューム, 圧縮強度, 自己収縮, 高強度コンクリート, 高炉スラグ微粉末
高炉スラグ微粉末とシリカフュームを用いた高強度コンクリートの自己収縮特性について検討するために,水結合材比を25 %および30 %の2水準,シリカフュームの置換率を結合材の0 %から20 %,高炉スラグ微粉末の置換率を0 %から40 %に変化させた18ケースの高強度コンクリートについて圧縮強度試験および自己収縮試験を行った。その結果,シリカフュームおよび高炉スラグ微粉末の添加により材齢28日圧縮強度は低下すること,シリカフュームは初期材齢時の自己収縮を低減すること,高炉スラグ微粉末は極初期材齢時における自己収縮を低減させ,その後の材齢90日までは自己収縮を増加させることを示した。