コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 収縮・クリープ

収縮・クリープⅡ

2016年7月7日(木) 10:45 〜 12:00 第3会場 (5F 503号室)

座長:浅本晋吾(土木), 寺西浩司(建築)

[1084] 高炉スラグ高含有セメントコンクリートのひび割れ抵抗性に関する一考察

溝渕利明1, 石関浩輔2, 閑田徹志2, 新井淳一1 (1.法政大学 2.鹿島建設)

キーワード:blast furnace slag, characterisrics of creep, high content cement, thermal stress, uniaxial constraint testing machine, クリープ特性, 一軸拘束試験装置, 温度応力, 高含有セメント, 高炉スラグ微粉末

本研究は,高炉スラグを高含有した高炉セメントC 種を用いたコンクリートの温度ひび割れ抵抗性を評価するために,実構造物の部材内部の挙動をシミュレートすることができる試験装置による材料評価実験を行った。その結果,ひび割れ発生時期,ひび割れ発生時応力とも普通ポルトランドセメントや高炉セメントB種を用いたコンクリートよりも高いひび割れ抵抗性を有しており,クリープによる応力緩和効果も上記のセメントに比べて大きい傾向にあることを確認した。