JCI Annual Convention in HAKATA

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第38回コンクリート工学講演会

A.Material & Construction » Property general

Property general Ⅲ

Thu. Jul 7, 2016 1:15 PM - 3:15 PM Room 2 (5F 502)

座長:加藤佳孝(土木), 胡桃澤清文(建築)

[1109] A Study on Anti-falling off for Tile by the Acrylic Polymer Mortar joint

Junichi HORI1, Shota MASADA1, Sinji KAWABE2, Hiroka TAKESHIMA2 (1.菊水化学工業 2.名古屋工業大学)

Keywords:acrylic polymer, ceramic tile, joint, mortar, アクリル樹脂, タイル, モルタル, 目地

タイルの剥落低減に関して,アクリル系樹脂のガラス転移点の違い(Tg:-21℃,Tg:-60℃)と樹脂量および骨材比に着目し剥落抵抗性の実験を実施した。材料としての評価をゼロスパンテンション伸び量試験,吸水試験で実施し,目地材としての評価を押し込み載荷実験で実施した。その結果,押し込み載荷実験にて樹脂入り目地モルタルを用いた場合に,破壊モードが目地材の凝集破壊となり,剥落防止性が確認された。さらに,ひずみ測定にて目地材の柔軟性により浮いていないタイルへの影響を軽減できることを確認した。材料評価では,Tg-21℃のアクリル系樹脂が,半値幅が広く,耐水性の良い目地材となることを確認した。