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第38回コンクリート工学講演会

A.Material & Construction » Property general

Property general Ⅲ

Thu. Jul 7, 2016 1:15 PM - 3:15 PM Room 2 (5F 502)

座長:加藤佳孝(土木), 胡桃澤清文(建築)

[1111] Development of internal hydrophobic cementitious material and study of its physical properties

Haruka FURUTA1, Yao LUAN1, Shingo ASAMOTO1, Taiju YONEDA2 (1.埼玉大学 2.前田建設工業)

Keywords:contact angle, crack, hydrophobic agent, internal hydrophobicity, water penetration, wet-dry cycling, 撥水材, 水分浸透, 内部撥水性, 乾湿繰り返し, ひび割れ, 接触角

コンクリート構造物の劣化は,コンクリート内への水分の浸入と密接に関係している。水分浸入抑制手法としては表面含浸工法が一般であるが,本手法はコンクリートにひび割れが生じた場合には浸入抑制が困難となる。そこで,本研究では,市販撥水材を用いて,内部撥水性を有するセメント系材料の開発を試みた。 まず,事前検討によって,シリコン系の撥水材を表面に噴霧した細骨材を用いると,モルタルが効果的に撥水性を発揮することが分かった。さらに,シリコン系撥水材を使用した撥水モルタルは,ひび割れ存在下でも撥水性を発揮し,強度は若干低下するものの,水分逸散,乾燥収縮も抑制することが分かった。