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第38回コンクリート工学講演会

A.Material & Construction » Durability

Durability Ⅱ

Fri. Jul 8, 2016 10:45 AM - 12:15 PM Room 3 (5F 503)

座長:河合研至(土木), 山本佳城(建築)

[1121] A study about salt blocking effect of fry-ash concrete

Shigenobu IGUCHI1, Yoshinori MATSUDA1 (1.東日本旅客鉄道)

Keywords:Care, fly-ash, Chrolide ion, Diffusivity constant, フライアッシュ, 塩化物イオン, 拡散係数, 養生

フライアッシュを混合したコンクリートの塩化物イオン浸透抑制効果について,拡散係数による推定では説明がつかないという研究成果が報告されている。そこで,フライアッシュの配合や養生条件等を変えた試験体を製作し,塩水浸漬試験を実施し検証を行った。その結果,配合や養生条件により差はあるものの,一定以深への塩化物イオンの浸透が見られない傾向となった。また,実験結果より求められる見かけの拡散係数および表面塩化物イオン濃度の浸漬時間による変化を仮定すると,塩化物イオンの浸透深さの限界点が推測できるものと思われる。