JCI Annual Convention in HAKATA

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第38回コンクリート工学講演会

A.Material & Construction » Chloride attack/ Combined deterioration

Chloride attack Ⅰ

Wed. Jul 6, 2016 10:00 AM - 12:15 PM Room 5 (4F 412)

座長:杉山隆文(土木), 山中憲行(建築)

[1134] CONSIDERATION ON CHLORIDE ION DIFFUSION COEFFICIENT ESTIMATED FROM ELECTRIC RESISTIVITY OF CONCRETE SUBMERGED IN SALT WATER

Toshiki SUGIMOTO1, Hiroshi MINAGAWA1, Shintaro MIYAMOTO1, Makoto HISADA1 (1.東北大学)

Keywords:age of concrete, chloride ion diffusion coefficient, electric resistivity, ionic concentration, sodium chloride concentration, イオン濃度, 塩化物イオン拡散係数, 材齢, 浸せき濃度, 電気抵抗率

電気抵抗率から推計した塩化物イオン拡散係数は,塩水浸せき試験により求められた見かけの拡散係数と相関があることが示されている。本研究では,浸せき前および 3 %,10 %の塩水に2.5年間浸せきしたコンクリートを用いて,材齢の経過およびイオン濃度分布が電気抵抗率から推計した塩化物イオン拡散係数,および見かけの拡散係数との関連性に及ぼす影響を整理した。その結果,塩水浸せき2.5年後の電気抵抗率から推計した塩化物イオン拡散係数は,電気抵抗率に及ぼすイオン濃度分布の影響を相殺しほぼ同等であること,またその値は浸せき前よりも小さくなり,見かけの拡散係数との差は小さくなることが明らかとなった。