コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 凍害/アルカリシリカ反応

凍害Ⅰ

2016年7月7日(木) 09:00 〜 10:30 第5会場 (4F 412号室)

座長:緒方英彦(土木), 阿波稔(建築)

[1161] 気泡組織計測に関わるラウンドロビン試験

谷口円1, 斉藤和秀2, 作榮二郎3, 西祐宜4 (1.北海道立総合研究機構 2.竹本油脂 3.BASFジャパン 4.フローリック)

キーワード:hardened concrete, air void system, round robin test, ASTM C457, air content, spacing factor, 硬化コンクリート, 気泡組織, ラウンドロビン試験, ASTM C457, 空気量, 気泡間隔係数

コンクリート工学会研究委員会「コンクリート中の気泡の役割・制御に関する研究委員会TC141A(委員長:濱幸雄室蘭工業大学教授,以下,気泡委員会と記す)」評価WG ではコンクリート中の気泡の挙動を制御・管理するための基本となる硬化コンクリートの気泡組織の試験方法であるリニアトラバース法について,同一サンプルを用いたラウンドロビン試験を行った。その結果,気泡間隔係数は個人差等の影響を受け,変動が大きいことが分かった。また,本報告の範囲では,コンクリートの種類によっては自動計測と手動計測で差が認められる場合があった。