コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 凍害/アルカリシリカ反応

アルカリシリカ反応Ⅱ

2016年7月7日(木) 13:15 〜 15:30 第5会場 (4F 412号室)

座長:黒田保(土木), 長谷川拓哉(建築)

[1171] 石川県のASR劣化構造物の実態調査と反応性骨材の地域的な分布

麻田正弘1, 鳥居和之2 (1.アルスコンサルタンツ 2.金沢大学)

キーワード:ASR-AFFECTED STRUCTURES, ASR劣化構造物, CHEMICAL METHOD, MORTAR BAR METHOD, REACTIVE AGGREGATE, SILICA MINERALS, シリカ鉱物, モルタルバー法, 化学法, 反応性骨材

金沢大学は2014年にSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)インフラ維持管理・更新・マネジメント技術の研究課題に採択され(研究責任者:鳥居和之 教授),北陸地方における塩害やASRにより早期劣化が生じた地方道路橋のメンテナンスマネジメントの開発に取り組んでいる。このうちASR分科会(WG2)では,北陸地方における骨材の地質・岩石学的分布とASR発生区域,構造物の使用・環境条件との関係を調べている。本報告はその一環として,石川県における反応性骨材の地域的な分布とASR劣化構造物の発生区域との関係,および使用骨材のアルカリシリカ反応性について取りまとめたものである。