コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 腐食・防食

腐食・防食Ⅱ

2016年7月6日(水) 13:15 〜 15:30 第4会場 (4F 411号室)

座長:小林孝一(土木), 丸山一平(建築)

[1193] 犠牲陽極亜鉛の腐食特性および腐食生成物のpH依存性

仁科勇輝1, 高谷哲1, 山本誠2, 山本貴士1 (1.京都大学 2.住友大阪セメント)

キーワード:corrosion product, impedance, raman spectroscopy, sacrificial zinc, インピーダンス, ラマン分光, 犠牲陽極亜鉛, 腐食生成物

本研究では,水酸化ナトリウムによりpHを調節した溶液に浸漬させた犠牲陽極亜鉛に対し電気化学測定を行い犠牲陽極亜鉛の腐食特性を検討した。また,pHごとに犠牲陽極亜鉛の表面に生じた腐食生成物を分析することにより,犠牲陽極亜鉛の腐食特性が変化するメカニズムを考察することとした。その結果,pH10~11 ではZnOが白色生成物として生じるが分極抵抗は小さく保たれることやpH11.5~12.5 では緻密なZn(OH)2 が生成し分極抵抗が大きくなることが分かった。また,pH13ではZnOが溶液中に溶解するため表面に酸化物が生じず,高い腐食速度を示すことが分かった。