コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 腐食・防食

腐食・防食Ⅱ

2016年7月6日(水) 13:15 〜 15:30 第4会場 (4F 411号室)

座長:小林孝一(土木), 丸山一平(建築)

[1197] 断面修復したコンクリート中の塩化物イオンに起因するマクロセル腐食に関する検討

杉野雄亮1, 佐竹紳也1, 渡邉晋也2, 久保善司3 (1.太平洋マテリアル 2.日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所 3.金沢大学)

キーワード:chloride ion, environmental temperature, macrocell corrosion, RC床版, reinforced concrete, repair, wet-dry cyclic condition, マクロセル腐食, 乾湿繰返し, 塩化物イオン, 断面修復, 環境温度

RC床版上面の断面修復部を想定し,塩化物イオンを含有するコンクリートに断面修復材を打ち継いだ供試体のマクロセル腐食を評価した。分割した鉄筋要素間に生じるマクロセル電流を経時的に多数点測定した結果,コンクリート中に塩化物イオンが含まれるとき,打設直後からコンクリート側打継部近傍の鉄筋にマクロセル電流が生じ,断面修復材側には殆ど生じなかった。また,コンクリート中の塩化物イオン量が多いほど,アノード電流の発生頻度は増加し,期間を通してアノード電流密度は増加した。環境温度が5~60℃に変化すると,アノード電流密度の最大値は増加し,断面修復材の種類により,その増加傾向は異なった。