コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 耐火性

耐火性

2016年7月6日(水) 15:45 〜 18:00 第3会場 (5F 503号室)

座長:丸屋剛(土木), 一瀬賢一(建築)

[1209] 石灰岩砕石を粗骨材として使用した高強度鉄筋コンクリート造柱の耐火性に関する検討

森田武1, 西田朗1, 片山行雄1, 菅野光寿1 (1.清水建設)

キーワード:Fire resistance, High strength concrete, Limestone coarse agregate, Reinforced concrete column, Spalling, Thermal stress and deformation analysis, 熱応力変形解析, 爆裂, 石灰岩砕石, 耐火性, 鉄筋コンクリート造柱, 高強度コンクリート

設計基準強度70~80N/mm2相当のコンクリートに関して,粗骨材,水セメント比およびポリプロピレン短繊維の混入の有無が鉄筋コンクリート造柱の耐火性に及ぼす影響を実験的に把握するとともに,柱の温度性状と構造挙動を解析的に検討した。石灰岩砕石と硬質砂岩砕石を使用した柱の載荷加熱実験を実施した結果,粗骨材種類による耐火性の差異は小さいことが把握された。また,数値解析によって,高強度コンクリートの遷移クリープひずみ量が普通強度コンクリートよりも大きいことが確認された。