コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » セメント/フレッシュコンクリート

フレッシュコンクリートⅡ

2016年7月7日(木) 10:45 〜 12:00 第1会場 (5F 国際会議室)

座長:桜井邦昭(土木), 三島直生(建築)

[1220] フレッシュモルタルの塑性粘度および透水係数と使用材料および空気量の関係に関する実験的検討

澤田陽1, 犬飼利嗣1 (1.岐阜工業高等専門学校)

キーワード:air content, fresh mortar, materials used, permeability coefficient, plastic viscosity, rheology, vane setting type testing equipment, フレッシュモルタル, レオロジー, 使用材料, 塑性粘度, 空気量, 羽根沈入式試験器, 透水係数

本研究では,フレッシュコンクリートのレオロジーモデルを構築する前段階として,フレッシュモルタルの塑性粘度と透水係数の関係をより明確にするために,塑性粘度および透水係数と使用材料および空気量の関係について実験的に検討した。その結果,塑性粘度や透水係数は,総粉体容積による影響を受けるが混和材料の粒子形状や粒子表面の性質による影響も受けること,空気量を除いたセメントペースト容積による影響を受けることなどを考察した。また,水セメント比,混和材料の混入率,および空気量は塑性粘度や透水係数と相関関係にあり,塑性粘度と透水係数は密接な関係にあることが分かった。