コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » セメント/フレッシュコンクリート

フレッシュコンクリートⅢ

2016年7月7日(木) 13:15 〜 15:15 第1会場 (5F 国際会議室)

座長:浦野真次(土木), 中田善久(建築)

[1225] フレッシュコンクリートの性能保持方法の比較と評価

平田隆祥1, 桜井邦昭1 (1.大林組)

キーワード:breeding, compression strength, concrete admixture, fresh concrete, setting time, slump, スランプ, ブリーディング, フレッシュコンクリート, 凝結時間, 圧縮強度, 混和剤

コンクリートは,練上がり直後から時間の経過に伴ってワーカビリティーが低下する。ワーカビリティーが低下すると,ポンプ圧送時の閉塞や充填不良が生じるリスクが高まるとともに,コンクリートの施工性能が低下する。このため,土木学会・コンクリート標準示方書は,練り混ぜてから打ち終わるまでの時間の限度を規定している。本報告は,この規定された可使時間内において,フレッシュコンクリートの性能を保持する方法について比較検討し,可使時間内の性能保持が可能であることを実験的に明らかにした。