コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » セメント/フレッシュコンクリート

フレッシュコンクリートⅢ

2016年7月7日(木) 13:15 〜 15:15 第1会場 (5F 国際会議室)

座長:浦野真次(土木), 中田善久(建築)

[1228] コンクリートの簡易圧送性評価の適用性向上に関する研究

太田健司1, 南浩輔1, 橋本紳一郎2, 北野潤一2 (1.前田建設工業 2.福岡大学)

キーワード:acceleration, blockage, detecting tube, pressure into pipe, pumpability, resistance to segregation, 加速度, 圧送性, 材料分離抵抗性, 検知管, 管内圧力, 閉塞

本研究では,配管に加速度センサーを取り付けて行うコンクリートの簡易圧送性評価において,特殊な形状を持つ輸送管(検知管)を組み合わせることで,圧送性評価の精度向上ならびに適用範囲の拡大について検討した。その結果,特殊な形状を持つ輸送管(検知管)をポンプ近傍に配置することで,配管経路に依らず様々な配合のコンクリートの圧送性を評価することができることを示した。また,管内圧力と同様に圧送中の配管から得た振動加速度を用いることで,配合条件の違いを評価できることを示した。