[1237] 実機ミキサによる超低収縮・超高強度コンクリートの製造およびその品質に関する検討
キーワード:Autogenous Shrinkage, Ferro-nickel Slag Fine Aggregate, Mixer Load, Ultra-High-Strength Concrete, フェロニッケルスラグ細骨材, 自己収縮, 練混ぜ負荷, 超高強度コンクリート
結合材をポルトランドセメントとシリカフュームとフライアッシュの三成分とし,細骨材にフェロニッケルスラグ細骨材を用いた超低収縮・超高強度コンクリートを実機ミキサで製造した。その結果,1)過去に検討した超高強度コンクリートよりも,練混ぜ負荷が小さく流動性と強度が高まる一方,自己収縮は著しく少なくなり,2)フレッシュ性状と圧縮強度の安定したコンクリートの製造が可能で,部材を断熱材で被覆し養生すると250N/mm2級のコア強度が得られ,設計基準強度で220N/mm2を満足すること,等を確認した。