JCI Annual Convention in HAKATA

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第38回コンクリート工学講演会

A.Material & Construction » Construction

Construction Ⅰ

Fri. Jul 8, 2016 9:00 AM - 10:30 AM Room 4 (4F 411)

座長:伊達重之(土木), 橋田浩(建築)

[1253] Effect of rebar arrangement and compaction condition on compact ability of concrete having different mix proportion

Ryosuke FURUKAWA1, Kimitaka UJI1, Atsushi UENO1, Kentaro OHNO1 (1.首都大学東京)

Keywords:compaction, compaction energy, filling ability, propagation of vibration, vibrator, 充填性, 内部振動機, 振動伝播特性, 締固め, 締固めエネルギー

構造物の耐久性を確保するためには,かぶり部まで密実で均質なコンクリートとしなければならない。本研究では,細骨材率が異なるスランプ8cmのコンクリートを組み立て鉄筋の内側にのみ打ち込み,内部振動機によってかぶり部へ流動させた場合を対象に,かぶり部の締固め特性に及ぼす配筋条件ならびに締固め条件の影響を明らかにした。径22mmで芯間隔が90mm以下で格子状に組まれた鉄筋の場合,細骨材率が低いほどかぶり部および鉄筋近傍の締固めが不十分となり,未充填部が残る危険性が高く,内部振動機の挿入位置および振動時間を施工条件に応じて適切に定める必要があることを明らかにした。