コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

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施工Ⅱ

2016年7月8日(金) 10:45 〜 12:15 第4会場 (4F 411号室)

座長:伊達重之(土木), 橋田浩(建築)

[1259] トンネル覆工コンクリートの線膨張係数に関する研究

西村直人1, 西村和夫2 (1.竹中土木 2.首都大学東京)

キーワード:Linear expansion coefficient, Interior humidity, Temperature change rate, Curing, Estimation of linear expansion coefficient, 線膨張係数, 内部湿度, 温度変化速度, 養生, 線膨張係数推定式

コンクリートの線膨張係数は,骨材種や材齢等によって変化することが知られているが,コンクリートの温度変化速度や内部湿度と線膨張係数の関係は明らかになっていない。そこで,材齢9カ月のφ150mm供試体を用いて線膨張係数試験を行った結果,コンクリートの温度変化速度や内部湿度,打設時の養生期間により,線膨張係数が異なることを明らかにした。さらに,試験結果より線膨張係数に影響を及ぼす要因を設定し,線膨張係数の推定式を求めた。